「誰でも180度の開脚はできるの?」
「開脚ストレッチが話題になっているけれど、本当に効果はあるの?」
そんなふうに思われている方も少なくないと思います。
今、開脚ができるようになるというストレッチが話題になっています。
そもそもなぜ開脚が話題になったのか?
Eiko先生の開脚ノウハウ動画がユーチューブで公開後、瞬く間に多くの人から注目を浴びたからです。
Eiko先生はシェイクヨガ主催のインストラクターです。
『金スマ』などのテレビ番組でもこの開脚ストレッチが取り上げられ、Eiko先生は一躍時の人となりました。
動画の累計再生回数は370万回を超えるほど。
「Eiko先生のノウハウは本当にいいの?」
「本当に開脚はできるのか?」
そこで実際に私がEiko先生の本を購入し、4週間の開脚ストレッチを実践。
当記事にまとめてみました。
もくじ
「どんなに体がかたい人でもベターっと開脚できるようになるすごい方法」とは?
Eiko先生の著書である、
「どんなに体がかたい人でもベターっと開脚できるようになるすごい方法」(サンマーク出版)
は、Eiko先生の開脚ノウハウをまとめた本です。
この本は大きく2つのパートからなります。
第1幕は体がかたい人でもベターっとなれる「開脚4週間プログラム」
第2幕は小説『開脚もできないやつが、何かを成せると思うな』です。
小説はフィクションですが、実際に実践した人の声をもとに書かれています。
Eiko先生の「開脚4週間プログラム」のメニューは第1幕を読めば分かります。
第2幕の小説は、プログラムの実践期間中の息抜きや、自分のモチベーションをキープするために読むのがいいかと思います。
開脚の定義とは?
「どんなに体がかたい人でもベターっと開脚できるようになるすごい方法」では、
開脚の定義を『両ひじが床につけば開脚達成』としています。
脚を大きく開いてひざをピンと伸ばし、
前に上半身を倒していき、
「両ひじ」が床につけば、開脚達成とします。
開脚の効果
開脚ができるようになると、どのような効果があるのか?
1、ダイエット効果、アンチエイジング効果
2、ケガの予防
3、脚のむくみ改善、脚の引き締め
4、全身のバランスが整い、お腹が引き締まる
5、股関節が正常の位置に戻り、いためにくくなる
6、O脚やX脚の改善にも効果あり
※骨盤がずれている人や腰やひざ、股関節に痛みのある人は、医師に相談の上で行ってください
ストレッチの流れ
この開脚4週間プログラムでは、基本のストレッチ2つと週替りのストレッチ1つの、合計3種類のストレッチを毎日行います。
また、3種類のストレッチを行った後には開脚をしてどこまで伸びるかのチェックを行います。
基本のストレッチ2つ
基本のストレッチは、タオルストレッチとシコストレッチの2つです。
はじめのうちは無理をしすぎず、「痛気持ちいい」と感じるくらい伸ばします。
タオルストレッチ
片脚の裏側にハンドタオルをかけ、ひざをピンと伸ばしたまま
両手でタオルを頭の方向に引っ張り、脚を揺すりながら
30秒キープ。反対側の脚も同様に。
シコストレッチ
①ひざを外側に向け、脚を肩幅の倍程度開いてお尻を落とし、両手をひざ近くの太もも
の内側に置く。
②上下に小刻みに20回ほど揺する。
③次に肩を片方ずつ内側に入れ、同時により強く腕で太ももを押し、
脚のつけ根と背中をストレッチ。
週替りのストレッチ
毎日取り組む基本のストレッチ2つを行った後に週替りのストレッチを1つ行います。
開脚ストレッチ実践の記録
以下、私が「開脚4週間プログラム」を実践した記録となります。
1週目
2016年12月19日(月)~2016年12月25日(日)
時間:毎日お風呂上がり後に
基本のストレッチ:タオルストレッチ、シコストレッチ
週替りのストレッチ:内ももストレッチ
どこまで伸びるか開脚チェック
片ひざを立て、屈伸運動の要領で、片脚ずつ揺すりながら30秒間伸ばす。
反対側も同様に。
ストレッチに入る前に、
自分がどこまで開脚ストレッチできるかを試しにやってみました。
するとギリギリひじが床につくかつかないか、といったところ。
でも脚は180度からはほど遠く、100度とかそんなもんでした。
「か、硬い…^^;」
いざストレッチをしているときも思うように伸びず、自分の体の硬さを実感せずにはいられませんでした。
1周目はとにかく毎日続けることを意識しました。
1週目を終えて
1週間の毎日のストレッチを終えてみると、それまで開脚してひじがつくかつかないか…だったのですが、なんとひじがつくようになりました!
痛いと感じながらも続けたかいがあり、1週間で早くも開脚達成となりました。
しかし、まだまだ体の硬さは否めません。
文字通りベターっとできるように頑張ります。
2週目
2016年12月26日(月)~2017年1月1日(日)
時間:毎日お風呂上がり後に
基本のストレッチ:タオルストレッチ、シコストレッチ
週替りのストレッチ:壁ストレッチ
どこまで伸びるか開脚チェック
①お尻を壁に近づけ、両脚を天井に向って伸ばし、開く。
②壁に脚を預け、ひざを曲げずに無理のない範囲で脚を開き、揺すりながら
1~2分程度ストレッチ。
基本のストレッチのタオルストレッチは1週目は畳でやっていましたが、
2周目から座布団を何枚か敷き、その上でやりました。
このほうが断然ラクです。
ちょっとしたことですが、効率が違ってきます。
ヨガマットなどを持っていれば、ぜひ利用したほうがいいでしょう。
また、基本のストレッチのポイントである「小刻みにゆする」ことを意識してやりました。
2週目を終えて
2週目は週替りの壁ストレッチが強烈でした。
重力で自然と脚が開いていきます。
ある程度自分でコントロールしないとどんどん開いていきます。
さすがに痛くなる瞬間がありました。
しかし、開脚にとっては効果てきめんなストレッチだと思いました。
1分やったら20秒休憩、また1分…と、途中にインターバルをおいて無理のないようにやるとベストだと思います。
2週目を終えると、1週目を終えたときほどのインパクトありませんでしたが、股関節がさらに柔らかくなっている実感がありました。
3週目
2017年1月2日(月)~2017年1月8日(日)
時間:毎日お風呂上がり後に
基本のストレッチ:タオルストレッチ、シコストレッチ
週替りのストレッチ:壁ストレッチ(本来は椅子ストレッチ)
どこまで伸びるか開脚チェック
①背もたれに向かって椅子にまたがり、背もたれを両手で持ち、
お腹を突き出す感覚で前に出す。
②背もたれを引っ張るように上半身を後ろに倒し、両ひざを開き、
股関節を30秒間揺すりながら伸ばす。
3週目は基本のタオルストレッチで少しでも脚が自分のほうに近づけられるように意識して取り組みました。
ただ単にメニューを消化するのではなく、「昨日よりも少しでも柔らかく」なるように意識すると、ストレッチにもやりがいが出てきます。
また、3週目の週替りストレッチは本来ならば「椅子ストレッチ」なのですが、自宅に適当な椅子がなかったため、2週目のストレッチを行いました。
3週目を終えて
3週目を終えた感覚としては、あまり変化は感じられませんでした。
本来ならば「椅子ストレッチ」のところを壁ストレッチにしたことも理由のひとつだと思います。
4週目
2017年1月9日(月)~2017年1月15日(日)
時間:毎日お風呂上がり後に
基本のストレッチ:タオルストレッチ、シコストレッチ
週替りのストレッチ:ドアストレッチ
どこまで伸びるか開脚チェック
①左右の壁が並行でドアが向こう側に開く場所を探し、
その前に脚を開いて座る。
②開いた両脚を壁で支持し、上半身を前に倒して腕を床につき、
体を揺すりながら30秒間伸ばす。
※ドアがないときはカエルストレッチを行います。
4週目を終えて
180度の開脚でベターっと胸が床につく…にはまだまだほど遠い結果とはなりました。
しかし、ストレッチをスタートする前に比べたら明らかに柔らかくなっていました。
私の場合は開脚したところをビデオや写真に写してはいなかったのですが、もしも記録をしていたら効果はもっと分かりやすかったかもしれません。
いずれにせよ、毎日15分~20分、このストレッチのプログラムを続ければ、誰にでも何らかの変化を期待できるのではないでしょうか。
また、コツコツと毎日継続することができたので自分に少し自信が持てるようになました。
これは思わぬ副産物でした。
ただ、目標をどこにおくかで取り組む期間は検討の余地があるなと思います。
今よりも柔らかくなるのが実感できるくらいでよければ4週間でも充分でしょう。
しかし、180度の開脚やベターっと胸が床につくレベルを目標にするならば、3ヶ月以上、あるいは1年以上長期的に取り組む必要があるかもしれません。
まとめ
ビフォー・アフター
4週間では驚くほどの効果はありませんでしたが、自分で変化が実感できるくらいの成果はありました。
180度の開脚や、胸が床にベターっとつくくらいやわらかくなるには、さらに長期的に取り組む必要はあるでしょう。
その他、実践していて感じた点
- 動画では色々なストレッチ方法が紹介されているが、あまり多くのストレッチをやるよりも本で紹介されているストレッチに絞って毎日丁寧にやるほうがよい
- ストレッチをする時間はお風呂上がりやスポーツ後などの体が温まっているタイミングがベスト
- できるだけ時間をかけて丁寧にやると良い
- 昨日よりも今日、今日よりも明日、と、毎日1ミリでも柔らかくなることを意識してやると良い
以上、Eiko先生の開脚ストレッチを4週間実践してきた記録でした。
何かご参考になることがあれば幸いです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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