ケガしたり病気になったら病院に行きますよね?
突き指や足首のねんざをしたら整形外科、風邪をひいたら内科などなど。
でも心が病んだらどうでしょうか?
どこかで診てもらおう、という発想はなかなか出てきません。
身体のケアは日頃からしていても、心のケアに関してはピンとこない人のほうが多いのではないでしょうか?
人には誰でも、人間関係の悩み、恋愛の悩み、仕事の悩み、漠然とした不安がある…などなど
大なり小なり悩みがあると思います。
そんなに気にしない程度ならば問題ないのですが、ときに心がしんどくなることもありますよね。
ひどくなると体調が悪くなることもあります。
実は最近、かくいう僕が、心がしんどい状態になりました。
今回は心のケア・心理カウンセリングを受けてきた様子をご紹介します。
もくじ
カウンセリングを受けようと思ったきっかけ
今回、僕がカウンセリングをうけたきっかけは、
職場の環境が変わり、それに伴って人間関係の行き詰まりを感じるようになったからです。
9月末から職場に環境変化がありました。
そこで大きく人間の入れ替わりがあったのです。
そんな中、職場の人間関係で、どのようにコミュニケーションをしていけばいいのかに悩んでしまい、ドツボにはまりました。
仕事している時間がどうも胃が重く、通勤するのも足が思いくなりました。
食欲もなくなり、今まで普通に食べていた定食が多く感じ、ランチはサンドイッチ1つで充分というくらいまでになりました。
夜中に目が覚めて寝付けなかったり…なんてこともありました。
平日、職場にいる時間はすごくしんどく感じるようになりました。
そこで思い出したのが、10年ほど前、グループカウンセリングに参加して癒され、とても心がスッキリした記憶。
そのときのことを思い出し、今回は面談カウンセリングをしてもらおうと思い立ったのでした。
カウンセリングとは?
そもそもカウンセリングってどういうものなの?
というと、ざっくりいうとこんなものです。
以下、ウィキペディアより引用しました。
カウンセリングとは、依頼者の抱える問題・悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助のことである。カウンセリングを行う者をカウンセラー、相談員などと呼び、カウンセリングを受ける者をクライエント、カウンセリー、相談者/来談者などと呼ぶ。
さらに、
広義のカウンセリングは、社会・経済・生活の各分野における種々の専門的相談援助行為を指し、例えば、就職関連、法律関連、美容関連、婚姻関連ほか、様々なものが含まれる。
一方、狭義のカウンセリングは、精神心理的な相談援助、すなわち心理カウンセリングを指す。その場合、心理カウンセラーの学問的基盤は、心理学・応用心理学の一分野である臨床心理学が中心的に用いられる。
とあります。
今回僕が受けてきたのは、後者の心理カウンセリングです。
カウンセリングを受けてきた。
今回僕が面談カウンセリングをして頂いたのは、カウンセリングサービスのカウンセラーさんです。
参照:カウンセリングサービス
面談カウンセリングが行われるのは、東京・目黒区駒場にある面談ルームです。
予約時間の5分前くらいに到着しました。
インターホンにて予約している旨を伝えると、案内されて中へ入りました。
入り口のところで今回の面談カウンセリングを担当してくださるカウンセラーさんが出迎えてくれました。
通された部屋は、心地よい穏やかな音楽が流れていました。
部屋の雰囲気も穏やかで落ち着ける感じでした。
座り心地の良いソファーに座って待っていると、カウンセラーさんがお茶を入れて持ってきてくれました。
お出迎えからずっと、心地よい空気を感じました。
クライアントが話しやすいように、細かいところまで気配りされているのでしょうね。
いざカウンセリングの開始。
さてさて、いざカウンセリングの開始です。
今回は1時間の面談カウンセリングでお願いしました。
僕はあらかじめメモしておいた悩みを、カウンセラーさんに伝えました。
カウンセラーさんはさすが、聴くプロで、こちらの悩みを否定せずに、途中で変な言葉を挟むのでもなく、最後までしっかりと聴いてくれました。
否定も肯定もせず、ただ相づちをうちながらじっと聴いてくれました。
「それはしんどくなりますよね~」
と共感しながら聴いてくれるので、こちらも溜め込んでいた思いを吐き出しやすかったです。
受け入れてもらえる、という感覚。
これがすごくありがたかったです。
悩みをひと通り聴いてもらった後は、カウンセラーさんから、いくつか質問があり、それについて考えたり、答えてゆくという流れでした。
その中で、
「こういう見方、考え方はどうでしょう?」
という軽い提案だったり
「ゆうすけさんは、周りからみてとても人当たりよい印象がありますよ」
などと、
自分では客観的に見れない部分を伝えてくれたりしました。
そんなこんなで1時間はあっという間。
自分を冷静に見つめ直したり、
「あっ、こういう見方もできたな…」
と気づきも得ることが出来ました。
悩みの解決に関して、どうすればいいか?どのような考え方をすればいいのか?
…が、カウンセリング後には明確になりました。
まるで靄がかっていた視界がスッキリ晴れたような感覚になりました。
カウンセリングを受けた後
カウンセリングを受けた後は、気持ちが軽くなりました。
変に気張らなくていいというか、少し楽になりました。
面談ルームを退出してからも、足取りが軽くなり、
近くの公園の景色を楽しみながら駅まで向かいました。
気持ちが軽くなったというのは、
「そう考えればいいのか」
「そういう視点があったのか」
という気づきがあったからです。
「こうすればいいんだ!」
と今まで分かりそうで分からなかったことに気づけたことが一番大きかったです。
これまでは仕事に行くと胃が重い感じがありましたがその感じが軽減しました。
一回のカウンセリングで全てが解決したわけではありませんが、なんとなく先行きが見えてきた気がします。
カウンセリングをお願いした甲斐があったと感じます。
そしてまた、このように心を整える続けることって大事だなと思い、定期的にカウンセリングを利用したり、自分を見つめ直す機会をもとうと思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「カウンセリングサービスの面談カウンセリングを受けてきた!」をお届けしました。
人には色々な悩みがあります。
もしも身近に信頼できる人がいれば話を聞いてもらうのもいいでしょう。
しかし、身近にそういう人がいなかったり
気軽に周りの人に話せるような軽い悩みじゃない…
そんな場合は一度、カウンセリングを利用してみることをおすすめします。
一回で全てが解決するとは限りませんが、自分のペースでカウンセリングを利用し続ければ、きっと心が落ち着き、安まるときがきっと訪れることと思います。
もしも解決したい悩みがありましたら、選択肢のひとつに入れてもいいのではないでしょうか。
参考になることがありましたら幸いです^^